2000/07/8(土)晴
井の頭報告
 

 台風一過で青空がのぞいている。午後5時だというのに日差しが痛い。
 公園は台風の間家に閉じこめられていた人々がワラワラと出てきていて、大変な混雑だった。

 日向と日陰のコントラストが激しい。ハイビジョンで見ているように景色が細部までくっきり見えて、めまいがするほどだ。

 しばらく公園に行かないうちに、「カラスにエサをあげないで下さい」と書かれた立て札があちこちに立てられていた。
 エサをあげなくなったからってカラスの数が減るとは思えないし、それにカラスはダメで鳩にはエサをあげていい、というのもどうも納得いかない。私には鳩の方がよっぽど邪魔だ。

 まあ、これが「カラスにエサをあげないで下さい」だからまだいい。「カラスミにエサをあげないで下さい」だったらかなりこわい。

 ***

 もう初夏と言うことで、街には薄着の女の子が闊歩している。大変開放的というか健康的というか、「もう夏だなー」て感じでいいのだが、中にはちょっと勘違いしている人も見かける。

 先日「仲屋むげん堂」の前で見かけた女の子は、短いタンクトップにショートパンツという、とんでもなく大胆な格好をしていた。おへそは出てるし、しかもノーブラである。これはハダカ同然と言ってもいいくらいだ。

 それだけならまだいい。問題はこの人の体型にあった。

 例えると「タコ糸巻いたハム」、あるいは「がんばれロボコン」のようで、ちょっとボリュームがありすぎてはち切れんばかり、というより実際服の生地は大丈夫かと心配になる位、えー、とにかくお肉がすごかったのだ。
 それが「私を見て見て」とばかりに胸を張ってドスドスと歩いているのである。これはすごい迫力だ。

 あれが有名な「ハムの人」か。お中元シーズンだし。  

 普通こういう大胆な格好の女の子が外を歩いていると、回りの男性は見ていいのか見たらいけないのか、嬉しいような恥ずかしいような気持ちになって困った表情になるものだが、この場合別な意味で皆困った顔をしている。しらけた、というか一種投げやりな空気が「仲屋むげん堂」のあたりに漂っていた。

 毎年夏になるとこういうのがどんどん増えてくる。保健衛生局に通報しておいたので、2、3日中には回収命令が出ることであろう。

 まだまだ梅雨も続くし、物もいろいろ腐りやすくなるから気を付けなければ。




2000/07/14(金)晴
井の頭報告
 

 似顔絵描きのおじさんがいなかった。どうしたんだろう。

 野外ステージの前が妙にだだっ広いような気がする。何か前にここにあった物が無くなったような・・・
気のせいかもしれない。




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