2003/09/29(月)
調布飛行場
自転車に乗って調布の飛行場まで行ってみた。
寝転がってずっと空を見ていた。
空は澄み切ってあくまで高く、真っ白な雲は秋風に乗ってなかなかのスピードで飛んでいく。
そのまた上に薄い雲がかかっていて、これは少しずつ少しずつ移動している。
ここの飛行場とは縁が無さそうな立派なジャンボジェット機が、真っ白な小魚のように 遙か上空を飛んでいくのが時々見えた。
どこまで飛んで行くのだろう。
2003/10/16(木)
TVを直す
TVが壊れた。
何秒かおきに画面がちらつくのが前から気にはなっていたのだが、そのちらつきの頻度がだんだん高くなり、ついには画面がぺしゃんこにつぶれてしまった。
最初のうちは、定法にのっとり「叩いて」直していたのだが(驚いた事に、本当に直っていた)、当然ながらこれを繰り返しているうち、直るまでに叩かねばならない回数がだんだん増えていき、とうとうぺしゃんこのまま全く動かなくなってしまった。
叩くのをやめて「いーこいーこ」と撫でてあげたり、意表をついていきなりスイッチを入れてみたりしたが、うんともすんとも言わない。
別にTVなんてもともとあまり見ないし、無くても困るほどではない。一人暮らししていた頃なんてずっとTVの無い生活だったが、それほど不自由は感じなかった。ついでに新聞すら取ってなかったし。
しかし録りためたプロレスのビデオが見れないのは少々寂しい。
そこで、とりあえずネジを外して分解してみる事にした。今まで、「とりあえず分解して元に戻す」というだけでCDプレイヤー、MDプレイヤー、ビデオデッキを復活させたことがある。MDとビデオはその後短命だったが、CDプレイヤーはいまだ現役である。
ただし、その他分解したのはいいが完全に破壊してしまった例は数知れない。外装がちゃんと合わなかったり、元通りに組み立てたはずなのにネジが2、3個余っていたり。
つまり、ダメでもともとなのである。
さてTVを開けてみると、中身はそれほど汚れていない。掃除機でかるく埃を吸い取ったら、後はする事が無さそうだ。
ハンダが取れていたり、断線している箇所も、見たところ無いようだ。ていうか、わからない。
ブラウン管の後ろのとんがった所に、ネジというかつまみのようなものが6つ付いていた。触ってみると、緩んでいる。
これを思いっきり締めて、組み立ててスイッチを入れてみたら、画面がしっかり点いたのはいいが2秒ほどで電源が勝手に落ちてしまった。何度試しても同じである。
それならばと、また分解して今度はネジをデタラメにそれぞれ適当に緩めて、もういちど組み立ててみたら
直った。
画面がしっかり映るようになったばかりか、ちらつきまで無くなっている。
やってみるもんである。
ただし、画面が全体的にうっすらと緑がかっているのが少々気になる。
でもまあ、映るだけで上等。これで心おきなくプロレスが見れるってもんである。先日の新日東京ドーム大会の放送日にも、間に合ったな。
(追記):TVは高電圧のため、素人修理はマジで危ないらしいです。コンセントを抜いても電圧が残っています。知らずに事故で指を飛ばしてしまう人も時々いるらしいので、電気に詳しくない人はやめておくべきでしょう。
参考:アリタデンキ「修理事例」http://aritadenki.com/shop/syuri/index.html